赤瀬ミフサ
三条祇園画廊
Gallary Sanjyo Gion

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ルネラリック 作品世界


ルネ・ラリックとは
アール・デコガラスの巨匠 ルネ・ラリック

ルネ・ラリック(1860-1945)が本格的にガラスを手がけるようになったのは1908年、48歳の時でした。すでに宝飾デザイナーとして名声を博し、1900年のパリ万博でも高い評価を受けていた彼は、ガラス工場を構え、ガラス作家として新たな道を歩み始めます。1920年代には19世紀末から続いたアール・ヌーヴォー様式が衰退し、簡略化されたモダンなアール・デコが花開いた頃。斬新な発想で野外の噴水や大西洋横断豪華客船や旅客列車の内装、建築材にまでガラスの用途を拡張し、3000種以上のデザインを創作します。制作面では従来の手工業的な1点制作から、金型による量産システムを切り開き、芸術と産業を見事に結びつけたその功績は高く評価されています。
青年期に学んだ彫刻・彫塑の知識、宝飾デザイナーとして培った優美な感性、そして一貫して愛し続けた自然、これらが独特の美の世界を作り上げ、アール・デコガラスの巨匠とうたわれています。

 
クリスタルのラリックへ

1945年、父ルネの後を継ぎ、2代目となった息子マルク・ラリック(1900-1977)は素材をガラスからクリスタルへと置き換えました。第二次世界大戦で閉鎖されていた工場を復興させ、クリスタル・ラリック社を設立しました。父ルネの、優美なラリックらしいスタイルを受け継ぎながらも、マルク独自のシャープなデザインは広く世界に知られました。
1977年、マルクの死後はその娘マリー・クロード・ラリックが1996年までクリスタル・ラリック社のデザインを担当しました。祖父ルネ、父マルクの持つ伝統を守りつつ、移り行く時代の中で新鮮なデザインを発表してゆきます。
 
現代のラリックへ

1987年、現ラリック・グループの社長、ジェラール・タブナスがラリックを大きく変えました。新しくアトリエをつくり、ラリックの創始者、ルネの源泉であるジュエリー等のデザインの復活をはじめ、オリジナル香水やバッグ、時計などのファッション分野にも広く活動を始めています。